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平和な世の中を願う心

 今日、4年生が書いた絵馬の中に、私も激しく同意するものを見つけました。「世界中のみんなが幸せになること」。想像するに、ウクライナ侵攻やガザ地区の紛争等の戦争に加えて、石川県能登地方の震災の様子をテレビやネット等で見聞きし、子どもなりに心を痛めているのではないかと感じたのです。

 平和な世の中を実現するためには、本校の教育目標にも掲げているように、「思いやりがあり」他者の人権や尊厳を尊重できる人、多様性を受容できる人を育てていかなければなりません。同じ地球上で生きている人間です。それでなくても地球沸騰化や砂漠化、食糧問題など、喫緊の課題が山積しているのに、人間同士で争っている場合ではありません。

 ふと見ると、その上には「人にやさしくする。友達と仲良くする。」という絵馬が。まずはこの小さな一歩が、平和な世の中を作る上で欠かせません。八街東小学校の子どもたちには、人の心の痛みの分かる、思いやりのある温かな人に育ってほしいと強く思います。