校内巡視をしていると、気温が低く空気が澄んでいるせいか、３階の北側から筑波山が見えることに気づき、嬉しくなりました。そして、「もしかして…」と思い、今度は西の方角がよく見える場所に行くと、案の定、霞んではいましたが富士山がくっきり見えました。
２５～３０年ほど前までは、県内の小学校は５・６年生で集団宿泊学習として「自然教室」を実施する学校が多くありました。テントやバンガローに泊まり、飯ごう炊さん、オリエンテーリングや登山など、グループで協力して１泊～２泊で行う学校も少なくありませんでした。当時、若手教員だった私にとって、子どもたちと一緒に登山をしたことは良い思い出となっています。
現在では、小学校で登山を取り入れるところはほとんど無くなりました。教育現場も時代とともに移り変わっていくのだなと、遠くの山を見ながらしみじみ…。