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ネームプレートを使って

 5年生で道徳の授業を展開していました。

 主人公は、宿題の読書感想文を書くためにインターネットで見つけた感想文の半分以上をそのまま書き写して提出し、それが学校の代表作品に選ばれてしまい本当のことを言えず悩んでしまう、というお話です。

 「自分だったら、本当のことを言えるかどうか」という教師の問いに対して、数直線のようなスケール上

に自分のネームプレートを貼り、それぞれ意見交換をしていきます。「自分はこうだ」という意志決定をして、他者の意見も聞きながら考えることで、自分事として学習に参加することができます。生徒指導の機能を活かした授業の基本(自己決定、自己存在感、共感的理解)の1つ、自己決定。これを、道徳だけでなく様々な学習や学校行事で取り入れて、子どもたちの自主性、主体性を育てていきます。