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なかなかの秀作です。

 6年生の教室の廊下に、新しい毛筆の作品が掲示されていました。どの子もしっかりと丁寧に書かれており、見ていてとても気持ちが良いです。書写を教えている教員も「教えれば教えただけ上手になる子どもたちだ」と、やりがいを感じながら指導をしてくれています。

 せまい半紙の中に、点画の整った4文字を、力強く大きくのびのびと書き切るのはとてもたいへんなことだと思いますが、画像の3名の作品は、各学級の秀作だと思われるものを私が個人的に選んだものです。この他にも、素敵な作品がたくさんあり、見応えがありました。

 どれだけ世の中のICT化が進もうと、日本の文化である筆文字は、今後も大切に継承していきたいものです。生涯にわたって書に親しめる子どもたちが増えるといいなと思いつつ、「大空の星」の字のごとく、どの子にも輝かしい未来が待っていることを心から願います。