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手本を示すことの大切さ

 4年1組の国語は「花を見つける手がかり」というモンシロチョウの説明文の学習でした。学習の最終ゴールは、教科書の本文の要点をまとめ、新聞にまとめることです。お手本として、担任自作の大きな新聞を黒板に掲げて、子どもたちに説明をしています。このように「手本を示す」(視覚に訴える)ことは、小学生の学習として大切なことです。

 

 山本五十六の格言「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」の最初にあるように、まず「やってみせる」「手本を示す」ことは教育の原点とも言えます。子どもたちに、いかに分かりやすい授業を提供できるか。授業の導入時に、いかに子どもたちの問題意識や課題意識を高められるか。そのための研鑽を積むことが、私たちの使命であり存在意義であることを肝に命じて、常に授業改善に取り組んでいきたいと思います。